Dancheon Sikdang


江原道束草市清湖洞に位置するタンチョンシクタンは、アバイスンデクク(北朝鮮式ソーセージスープ)とイカスンデで知られる束草の郷土料理店である。アバイスンデククは一般的なスンデククとは異なる不思議な奥深さのあるピリ辛スープが特徴で、特に二日酔い覚ましに良いという評価が多い。ただしスープに脂っこさがあるため、さっぱりした味を好む場合は好みが分かれる可能性がある。イカスンデはもちもちとした食感がユニークでこの店ならではの特色あるメニューであり、アバイスンデ自体も一般的なスンデとは異なる味わいを持っている。おかずの中ではミョンテフェムチム(明太の刺身和え)の旨味が特に優れており、ご飯をもう一杯追加させるほどで、試食として提供されるカジャミシッケ(カレイの発酵漬け)も珍味である。白キムチやジョッカル(塩辛)などおかずの構成がすっきりと簡潔で、全体的に整った食事が楽しめる。食堂を率いる女性店主がおおらかで快活な性格で店の運営を采配しており、子ども連れの家族にコーラをサービスするなどきめ細かな気配りが光る。外国人スタッフがいるが韓国語でのやり取りに大きな不便はなく、英語対応も可能だ。1階と2階に分かれた店舗構造で、週末のランチは行列が長くなるが回転率が速いため待ち時間はすぐに縮まる。日曜の夕方6時頃は閑散としているため、行列を避けたい場合はこの時間帯がおすすめである。