Gamnamu Sikdang

江原道襄陽郡に位置する「カムナムシクタン(柿の木食堂)」は、襄陽を代表するローカル食材である黄太(ファンテ・干しスケトウダラ)と松茸を活用した解酲汁(ヘジャンクッ・酔い覚ましスープ)とクッパを専門とする食堂です。襄陽は昔から雪岳山のふもとに黄太の乾燥場があり、全国の黄太生産の相当部分を占める地域であり、東海岸の海洋性気候と鬱蒼とした松林が交わることで松茸の生育にも最適な条件を備えています。この店の黄太クッパは、土鍋にモヤシと黄太を入れご飯をほぐしてお粥のようにとろみのある仕上がりに煮込むのが特徴で、白濁したスープの中に黄太の身がやわらかくほぐれており、噛む必要がないほどスープと一体になっています。土鍋の底にこびりついたおこげの香ばしさも加わり、一杯だけで満足感のある食事になります。松茸黄太ヘジャンクッは松茸の香りとともにピリ辛で濃厚なスープが二日酔いの回復に優れていますが、松茸の風味が強いため通常の黄太クッパを好む来店客もいます。副菜として出るカレイの焼き物が逸品で、やわらかさとカリッとした食感が国飯との素晴らしい組み合わせを生み出します。朝早くから営業しており早朝の酔い覚まし食事に適していますが、午後3時閉店(ラストオーダー午後2時30分)のため時間の確認が必須です。木曜日が定休日であり、週末には数十組以上の待ちが発生し、午前のオープン前から行列ができることも珍しくありません。