Hakata Bunko
ハカタブンコは、ソウル麻浦区上水洞に位置する豚骨ラーメン専門店で、2006年の開店以来約20年間同じ場所で営業を続けるソウルのラーメン第一世代の店です。韓国で豚骨ラーメンが本格的に知られる以前から博多スタイルの正統派を提供し、上水駅エリアの老舗として親しまれてきました。看板メニューのインラーメンは、豚の骨を長時間じっくり煮出した濃厚なスープが特徴ですが、ベタつきよりもすっきりとした後味に仕上がっているため、豚骨初心者でも食べやすいのが魅力です。店内には大型の寸胴鍋が据えられ、釜山の老舗テジクッパ店を思わせる濃厚な出汁の香りが漂います。寒い冬の夜には店先から立ち上る湯気と香りが通行人の足を止めます。細麺は濃いスープとよく絡み、生ニンニクを加えると風味が一段と深まります。チャーシューを炙りにして胡椒と小ネギを乗せたチャーシュー丼も人気メニューで、夜10時以降の限定販売となるチャドルタンメンは飲酒後の〆として多くの常連を引きつけています。店内はコンパクトで夏場はやや暑くなることもありますが、その分日本の路地裏にあるラーメン屋の雰囲気を自然に再現しています。麻浦区内で博多の現地豚骨に最も近い味と評価されており、深夜まで営業しているため遅い時間の食事にも便利です。週末の夜は20分以上の待ち時間が発生することがあり、予約システムはなく店前で並ぶ方式です。